3種類の溶接方法について | コラム | 茨城県石岡市 石岡駅【株式会社鈴木工業所】

溶接は金属や鉄を加工する、日本が誇る技術の1つです。
自動車や電子機器など、さまざまな物を製造するうえで欠かせない作業です。
そこで今回は3種類の溶接法について、詳しく見ていきます。
▼溶接法の種類
溶接は、下記の3種類が主な方法です。
■融接
3種類の中で最も代表的な溶接が、融接です。
金属の接合部分に熱を加え一体化させ、さらに冷やすことで溶接します。
大きな素材でも溶接しやすく、頑丈にできる良さが融接のメリットでしょう。
また複雑な組み立ての場合は、機械での溶接と人による溶接に分けられることもあります。
［主な分類］
・アーク溶接
・ガス溶接
・高エネルギービーム溶接
■圧接
圧雪は接合部分同士を密着させ、圧力を加えて溶接する方法です。
その他にも、密着部分に熱を加えてから圧力を加える方法もあります。
機械で行う圧接は品質の乱れが少ないため、高品質を保てる溶接法と言えるでしょう。
［主な分類］
・摩擦圧接
・抵抗溶接
・超音波溶接
■ろう接
ろう接は材料に熱や圧力を加えず溶加材で接合させるため、材料が傷むことなく溶接できます。
また、異なる材料同士の溶接もできるという点がメリットです。
［主な分類］
・誘導加熱ろう付
・トーチろう付
・光ビームろう付
▼まとめ
溶接法の種類は大きく分けて、融接・圧接・ろう接といった3種類の方法があります。
3種類の溶接法からさまざまな分類に分かれるため、接合する材料や条件などによって最適な方法を選ぶことが大切です。
それぞれの特性に合った溶接をすることが、高品質の製品を作るうえで重要と言えるでしょう。
『株式会社鈴木工業所』では、融接の一種であるアーク溶接とTIG溶接を得意としています。
確かな技術を持ったスタッフが手掛けていきますので、ぜひご依頼ください。