腐食しにくい金属について
腐食しにくい金属には、どのようなものがあるかご存じでしょうか。
金属の種類は豊富でそれぞれに特徴がありますので、比較をするのは難しいですよね。
この記事では、腐食しにくい金属とそれらの特徴について説明いたします。
▼腐食しにくい金属
基本的に金属の腐食は、硫酸や塩酸・天候・海水などが原因です。
使用する際はそれらに耐性があり、使用目的として最適な素材であるかを確認しましょう。
今回は数ある金属の中から、金・ステンレス・銅の3種類を特徴とともに紹介いたします。
■金
金は価値が高いだけではなく、腐食しない金属としても有名です。
電位が高くイオン化しにくい特徴を持っており、酸・アルカリ性のどちらにも強い特徴があります。
また柔らかく加工しやすいため、アクセサリー・電子回路など利用される用途もさまざまです。
■ステンレス
ステンレスは腐食しにくく、メンテナンスのしやすい金属です。
不動態皮膜と呼ばれる極薄の膜によって酸化を防げるため寿命が長く、修理や交換も少ない頻度で済みます。
扱いやすい一方で熱伝導性・加工硬化の性質があり、加工に技術が必要です。
■銅
銅は表面に特殊なサビを形成することで、内部の腐食を防ぐ金属です。
身近なところでは復水器・エアコンなどの配管として使用されており、柔らかく熱伝導率の高い特性が活かされています。
▼まとめ
腐食しにくい金属の代表的なものとして、金・ステンレス・銅の3種類があります。
目的に合った金属を見つけたい方は、耐食性はもちろんそれぞれの特徴や加工性を考慮しましょう。
『株式会社鈴木工業所』は高い技術で、あらゆる素材・形状の鈑金加工に対応しております。
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