鈑金加工の工程について

query_builder 2024/05/15
コラム
44

鈑金加工では、さまざまな工程を経て製品がつくられています。
では、鈑金加工はどのような流れで行われるのでしょうか?
この記事では、機械鈑金を例にして鈑金加工の工程について説明します。
▼鈑金加工の工程について
①図面展開
鈑金を寸法にあわせて切断するため、図面を展開します。
曲げ加工の工程で伸びが発生するため、図面展開の際は加工時に発生する伸びを考慮しておくことが必要です。
②ブランク加工
図面の形状通りに鈑金を切り出し、必要に応じて穴をあける工程です。
機械鈑金では、プレス機械や工作機械などを組み合わせながら加工を行います。
切断面にできたバリの除去やネジ穴の加工は、この段階で処理します。
③曲げ加工
切断した鈑金を折り曲げていく工程です。
機械鈑金では、プレスブレーキやベンダーなどの機械を使い折り曲げて成形していきます。
曲げ加工は全行程のなかで、最も重要な工程です。
④溶接
曲げ加工した鈑金を組み立て、必要な箇所を溶接する工程です。
鈑金の材質や形状などに合わせて、最適な溶接方法で行う必要があります。
⑤仕上げ・表面加工
加工で生じた凹凸や表面のキズを補修して、仕上げる工程です。
必要に応じて、塗装やメッキなどの表面加工の処理もこの工程で行います。
▼まとめ
鈑金加工は、図面展開→ブランク加工→曲げ加工→溶接→仕上げ・表面加工の工程で進められます。
身近にある鈑金加工の製品は、さまざまな工程を経てつくられているのですね。
茨城を中心に溶接を行う『株式会社鈴木工業所』では、お客様のご要望に合わせてさまざまな鈑金加工を行っております。
お客様の用途に合わせて加工いたしますので、お気軽にご相談ください。

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