鉄筋加工の種類とは

query_builder 2024/01/01
コラム
35

建物の基礎を作る際には、強度を上げるために鉄筋が埋め込まれています。
鉄筋は現場で組み立てて使用するので、加工を済ませてから現場に運搬するケースが多いです。
では工事現場で使用する鉄筋には、どのような加工が施されているのでしょうか。
▼鉄筋加工の種類とは
■切断加工
さまざまな加工法の中でも、切断加工は大切な加工法のひとつです。
切断加工は、図面通りに鉄筋の長さを調節するために行われます。
基礎を作るには大量の鉄筋が必要なため、短時間で切断できる工具や機械を使用する方法が一般的です。
切断する機械は1mm単位で調整可能な機種もあり、精密で高度な加工が可能となっています。
■曲げ加工
建物の補強には、曲げ加工が施された鉄筋も使用されています。
図面や定められた基準通りに、鉄筋ベンダーで圧力を加えて折り曲げていく加工法です。
自動で曲げ加工が可能な機械も利用されており、加工で完成したフックはコンクリートと鉄筋を定着させる役割があります。
■溶接
切断された短い2つの鉄筋を接合するには、溶接加工を施さなければなりません。
溶接を行った鉄筋は鉄筋継手といい、主に工事現場で行われている加工法です。
加工を行う際には、鉄筋の直径や現場状況に合わせて溶接加工を施す必要があります。
▼まとめ
建物の基礎を作る時には、強度を上げるために鉄筋が埋め込まれています。
使用する鉄筋は事前に加工が施されており、切断加工や曲げ加工を行った鉄筋は基礎の組み立てには欠かせません。
また運搬されてから行う加工として、2つの鉄筋をつなぎ合わせる溶接という加工法があります。
『株式会社鈴木工業所』では、高精度で高品質な鉄筋加工を承っております。
溶接作業や鈑金加工などをご希望でしたら、ぜひご相談ください。

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