鉄筋の種類
建物によっては、強度を高めるために鉄筋が使用されている構造物も沢山あります。
そのため私たちの生活に身近な存在ではあるものの、鉄筋にどのような種類があるかご存じない方もいらっしゃいます。
そこで今回は、鉄筋の種類について紹介いたします。
▼鉄筋の種類
鉄筋は主に丸鋼・異形鉄筋の2種類に分かれており、丸鋼は「SR」異形鉄筋は「SD」と呼びます。
どちらもイニシャルの後に数字が記載されており、材の強さを表した数値です。
■丸鋼
表面に凹凸が無く、円柱状の鉄筋材料です。
建設現場以外にも、大型材料であれば機械や船舶のような2次製品・中型材料は道路の基盤材や自転車部品に使用されています。
またJISに規定されている種類は、以下の2種類です。
・SR235
・SR295
■異形鉄筋
異形鉄筋は、表面に突起がついた鉄筋材料です。
コンクリートとの密着力や定着率がよく、現在の建築物のほとんどに使用されています。
またJISに規定されているのは、下記の5種類です。
・SD295A
・SD295B
・SD345
・SD390
・SD490
【まとめ】
鉄筋には円柱状の「丸鋼」表面に突起がついた「異形鉄筋」の2種類があり、形状・JISに規定されている種類の数が異なります。
また種類よって使う用途も異なりますので、使用目的に合わせて選定することが大切です。
『株式会社鈴木工業所』は、確かな鈑金加工や溶接技術でお客様の幅広いご要望にお応えいたします。
鉄筋に対するご要望があれば、何でもご相談ください。
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