鉄の特徴と錆びる原因
設備や道具など、私たちの生活には必ずどこかで鉄が使われています。
加工の技術が進歩したことで汎用性も高まっていますが、鉄は錆びてしまうイメージがありますよね。
今回は、鉄の特徴と錆びる原因について紹介いたします。
▼鉄の特徴
■加工しやすい
鉄は頑丈ながらも粘りがある素材のため、加工のしやすさが大きな特徴です。
また熱を加えればより柔軟に形状を変化させられるため、さまざまな製品で使われています。
■耐久性がある
鉄には炭素が含まれているため、耐久性に優れています。
しかし炭素の含有量によって強度が異なるため、他の金属元素と合わせることでより強度を高めることも可能です。
▼鉄が錆びる原因
雨水や湿度の高い場所など、鉄は水分の影響を受ける環境に置かれると錆びてしまいます。
水分が空気中の酸素と混ざることで鉄の電子を奪い、その状態からさらに化学反応が起こることが大きな原因です。
錆びたままの状態では酸化が進行するため、ボロボロになってしまいます。
▼錆びない対策が必要
鉄は錆びがつきやすいため、定期的にメンテナンスが必要です。
錆びを研磨によって剥がし、錆止めの塗料やメッキ処理で水分や酸素と触れないように対策します。
▼まとめ
鉄は加工しやすく耐久性があり、あらゆる製品で使われています。
空気や水などに触れ続けていることで錆が発生してしまうので、定期的なメンテナンスや防錆の対策が必要です。
『株式会社鈴木工業所』では、鉄やアルミなどの幅広い素材を取り扱っております。
鈑金や溶接加工のご相談に対応しておりますので、気軽にお問い合わせください。
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