バリ取り除去の必要性について
製品を製造していく過程で「バリ」と言われるものが出てしまうのを、ご存じでしょうか?
このバリは、さまざまな理由から除去が必要です。
そこで今回は、バリ取り除去の必要性について解説していきます。
▼バリ取り除去の必要性
バリとは製品の製造過程で出てくる、でっぱりやギザギザのことです。
品質の良い製品を作るためにも、以下のような理由でバリを除去しなければなりません。
◼︎精度の悪化
部品同士の接触面にバリがあると間に挟まり、正確な加工ができなくなってしまいます。
これにより製品の計測誤差が生じ、精度の悪化を引き起こしてしまうでしょう。
本来あるべき性能を発揮するためにも、バリ除去は必要と言えます。
◼︎製品の摩耗や故障
バリが残ったまま加工した場合、製品の摩耗や故障の原因となってしまいます。
例えば電気製品ならバリが突き出た状態だと、ショートしてしまうかもしれません。
またバリによって部品同士が接触すれば、傷ができる恐れもあります。
◼︎作業者のケガ
金属や硬い樹脂などにできるバリは、ゴツゴツしているうえに鋭く大変危険です。
製造をしている作業者のケガを、招いてしまう恐れがあります。
バリ取りをすることによって、作業者の安全性を高めることにもつながるでしょう。
▼まとめ
バリ取り除去の必要性としては、精度の悪化・製品の摩耗や故障・作業者のケガを防ぐという点が挙げられます。
ものづくりの精度を上げるためにも、バリ取りは必要不可欠な作業と言えるでしょう。
『株式会社鈴木工業所』では、アルミ・鉄・ステンレスなどの加工や溶接を一つひとつ丁寧に行っています。
バリ取り機を使用して高品質な加工を提供していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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